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腰の椎間板ヘルニアの判断について

椎間板ヘルニアで脱出した髄核による炎症は、髄核が脱出して三週間したころが一番強くなり、腰痛や坐骨神経痛のピークもこのころです。この時期を乗り越えれば、痛みは軽くなり、ヘルニア塊も小さくなっていくというわけです。

事実、椎間板ヘルニアで脱出した髄核が縮小していくことがMRI画像からも確かめられています。痛みが、日、週あるいは月の単位で軽くなり、一年後には痛みが99パーセントまでなくなったという報告もあります。

腰椎椎間板ヘルニアと診断されたからといって、必ず手術をしなければ治らないわけではありません。最近になって、手術をせずにしばらく経過をみるという考えになってきました。

治療方法としては、保存療法といって手術以外の様々な治療をして様子を見るというやり方です。しかし、いくら待っても痛みのとれないケースがあるのは事実です。

ヘルニアはすべて吸収され手術も不要かというと、そうはいきません。現実には多くのヘルニア手術が今も行われています。

それでは、椎間板ヘルニアで手術をするとすれば、どのような場合にすべきなのか?については、今のところ決定的な解答はありません。

しかし、実際に手術で取り出した脱出した髄核、椎間板は、パンクした車のタイヤのように、もはやクッションとしての機能を失っているのも事実です。

ヘルニアに押されると、神経は平たくなってしまうのです。ヘルニアを切除すれば、また、戻りますが、長い期間、圧迫されて、圧迫の程度がひどいと、戻るのにも時間がかかります。

腰椎椎間板ヘルニアにもさまざまなタイプがあります。また、現在の病状を含めて、ヘルニアの突出の部位や突出の程度、神経障害の強さや患者の社会的な状況などによって治療方針が異なるため、患者と相談のうえ「手術するかしないか」の判断がされます。