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すべり症の症状

すべり症は、急性期と慢性期に大別されます。急性期においては、主としてぎっくり腰に極めて近い症状が発生します。

多くの場合、腰に激しい痛みを伴い、腰下が抜けているような感覚や、強い違和感などが感じられるでしょう。と言うか、急性期において発生する痛みは、むしろぎっくり腰と同じメカニズムとなっています。

腰椎が突発的に滑ることによって、それを支えようと反発する筋肉が、負荷に耐えられずダメージを追うことで痛みを発するのです。慢性期においては、ほとんどの場合急性期のような痛みを伴うことはありません。

痛みを伴うケースも少なからず存在しますが、慢性期では、「痛みほどではないがなんとなく違和感を感じる」、あるいは「痛みは感じるが我慢できる、日常生活には差し支えることはない程度」、と言った方が多く、この状態が慢性的に続きます。

すべり症を患っている患者さんのうち、そのほとんどが今述べた慢性痛に悩まされていると言われています。

というのも、急性的な痛みを伴う急性期においては、病院で診てもらっても「すべり症」ではなく、それこそ「ぎっくり腰」と診断されてしまうケースが多いからです。

これは腰関連の疾患の診断の難しさに起因するものなのですが、逆を言うと、慢性期の症状が見られる場合には、すべり症の疑いが強いということになります。むしろ慢性期の方が厄介で、そもそも自分がすべり症だと気づかないケースが意外と多いのです。

「なんとなく違和感を感じるが、まぁ我慢できるだろう」と判断してしまい、医師の診断を受けること無くそのまま過ごしてしまう人が多く、結果発見が遅れてしまい、悪化を招いたというケースも多く存在します。

さらに極端なケースですと、すべり症であるということに全く気づかないまま一生を終えてしまうということもあり得るのです。